当院の筋膜リリースは単純に言えば細かいストレッチです。

張力で筋膜の癒着を引き剥がす原始的な方法です。

 

筋膜が癒着している部分を引っ張ると皮膚が裂けるような痛みを生じます。

これは知覚過敏を起こしている癒着部がベリベリと剥がされる際に感じる痛みと考えています。

ですので癒着が減れば減るほど裂けるような痛みも減ります。

 

ただ一度ペリッと剥がしただけでは、すぐに元の位置で癒着します。

それでは意味ないと思われるかもしれませんが、一度剥がした癒着は弱くなっていて、また引っ張ればすぐに剥がれます。

これを何度か繰り返すと癒着しにくくなり、柔らかいまま持続できるようになります。

(セロハンテープ同士をくっつけたり剥がしたりを繰り返すと粘着力が無くなるように。)

 

ここまでくれば引っ張っても嫌な痛みはほとんどありません。

触れてみると赤ちゃんのプ二プ二肌に近い感触に近づいて柔らかくなっています。

脱力感、爽快感があり動作が軽く、浮腫みがとれてシャキッとした見た目になります。

(筋肉のカットが浮かび上がり、細くなります。)

この状態では疲れにくく、疲れも回復しやすい身体になっています。

 

ここまでは表層の筋膜の話で、次の段階があります。

表面はプ二プ二柔らかくなると、その下の中間層の筋膜の硬さが目立つようになります。

表面から引っ張っただけでは中間層、さらに深層の癒着にはなかなか張力が届かず剥がれてくれません。

そこで鍼の出番となります。鍼なら中間層も深層の癒着も剥がして柔らかくすることができます。

(ただし知覚過敏部を貫通するので響きを生じます。)

そこまでしなくても症状が消失する方がいれば、そこまでしないと症状が改善しない方もおられます。

 

癒着の程度の幅は人によってかなり差があります。

軽度の癒着なら一回で柔らかくなりますが、重度の癒着は何度も何度も繰り返さなければなりません。

なので癒着が強い患者さんは少々覚悟が要ります。

 

一回で大量に剥がせば良いのではなく、繰り返しながら前に進みます。

(剥がす→癒着→剥がす→癒着を繰り返すことが必要という意味です。)

ですのでご自身でもできる所は、毎日細かくした方が早く柔らかくできます。

 

たうち鍼灸治療院 http://tauchi2013.com

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